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ここまで、呼吸、発声、口の中の形、楽器の発音原理の理解など理論的な事をお話してきました。
今日は実践です。
その理論を動作として体に覚えこませて、体感的に理解する事を目指します。
これまでの練習方法をまとめて実践することで、自動的に体の使い方が整って、より自由に表現できるようになっていきます。体感していただけたら幸いです。
1.実践!魔法の練習法
①呼吸を自由にするブレス・トレーニング
4拍ずつ、計24拍のブレス・トレーニングです。
4拍 腰のあたりにすとーんと息が落ちるようなイメージで息を吸う
↓
4拍 肋骨を大きく開いて胸いっぱいに息を吸う(最後は肩も上がります)
↓
4拍 吸う動きを続けながらそのままキープ
↓
4拍 肋骨を降ろしながら息を吐く
↓
4拍 お腹をへこませながら息を吐く
↓
4拍 お腹と背中がくっつくように息を吐き切る(もちろん実際にはくっつきません)
(もう1回繰り返し)
ここまでで48秒(♩=60の場合)
②声の響かせ方を楽器の演奏に自動的に生かせるようになる魔法の発声練習
楽器を演奏する時と同じように、「ふー」と息を吐く。
↓
息を吐きながら声も出す。
↓
声で出せる最低音から、裏声も含めた最高音までグリッサンドで行ったり来たりする。 (この時、どの音域でも息は流れたまま)
音域のイメージは、鎖骨から頭の後ろをぐるっと回る感じ。
(発声練習5秒)
③呼吸と発声を楽器にリンクさせるバズィングの練習
①のブレス・トレーニングの時のように体全体にゆったりたっぷり息を吸う。
↓
うの母音で、息の流れで歌を歌うようにマウスピースでバズィングする。
(息の流れがメイン。振動があとから自然とついてくるイメージ。)
↓
チューニングB♭からhigh B♭へグリッサンド
↓
下のB♭までグリッサンドで降りる。 このとき②の発声練習と同じように、頭の後ろ側にぐるりと音域の階段をイメージして行う。
(バズィング5秒)
①〜③の練習により、 楽器を持つ前に、理想的な状態を体に覚えさせることができます。
この練習を毎日のルーティーンにする事で、楽器を吹くとき、体にとってその状態が当たり前のものとなります。(脳の可塑性)
以上のことから、 楽器を持たずに、1日3分で絶好調の自分をキープすることが可能であると考えます。
(測ってみると最短1分でできそうですね笑 でも慌てずゆったりやってくださいね♬)
2.このメソッドができるまで
このメソッド、本当に魔法みたいな練習でものすごく吹きやすくなります。
これまでたくさんの方に実践していただいていますが、
・自分にびっくりするほど劇的に変わる!
・翌日の合奏から生徒の響きが全然違う!
・highFくらいなら楽に出せるようになった!
・楽器を出して最初から全開で吹ける!
・この考え方なら根本的な解決につながる!
・短時間でも質を高められると確信した!
と喜んでいただいています。
実は、このメソッドが完成したのはジストニアのおかげともいえるのです。
ジストニアの克服には、 “正しい動作を覚え直す” ということが必要になります。
初めてこの言葉を見た時は、
「”正しい”ってなに?そんなの知ってる人いないでしょ。」 と、僕も思いました。
ですが、そんなことを言ってても何も始まらないので、とにかく書籍や論文を読み漁りました。
すると、 意外ともう必要な情報は揃っていると感じるようになってきました。
であれば、足りないのは、
「その”正しい動作”とやらを自分の体に覚え直させるための練習法を作ること」
この一点だけなんじゃないだろうか。
かくしてこのメソッドは完成しました。 2012年の事です。
しかし、動きをコントロールできなくなっている僕の体では即効性がありません。
では、ジストニアでない人が試してくれたらどうなるのだろう。
幸いなことに、快く試してくれる仲間も多く、このメソッドの有効性はすぐに確認できました。
こんなに役に立つものができたならすぐにでも広めたい。
ただ自分が吹けないのでは説得力がない…
そして復帰まで9年かかり、 今ようやくお届けできるようになりました。
理想的な状態を楽器を持つ前に整えて、表現に磨きをかけていきましょう!
より充実した幸せな音楽ライフの実現に向けて♬
☆kindle版『3分で変わる!魔法のレッスン』
70ページにぎゅっと凝縮♬(実践動画付き!)




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プロも推薦する理由
鴇田メソッドは本当にすごい!! 是非多くの方に体感してほしい!
鴇田金管楽器メソッドはすごい!!
鴇田君とは学生時代に苦楽を共にした学友です。 友達だからお勧めしているんじゃ無いか?とお思いになるかと思いますが、、違います!
僕も実際にメソッドを参考にさせて頂き、自身の指導に役立てられると感じた為お勧めしたいと思っています。
まだまだ金管楽器教授法は研究が試されきっていない分野であり、体系立てて指導されるようなメソッドが少ないのが現状です。
しかも、そのようなメソッドは理解することが難しかったり、実際に悩みを抱える奏者に寄り添ったものではなく、どうやったら"演奏家になれるか""楽器の奏法をマスターできるようになるか"に重きを置いたものが多いと感じます。
その為、演奏家を目指さずとも楽しく楽器を学びたい、楽器をより効率的に身体に負担なく演奏できるようになりたいという人にとっては敷居が高く、習得が困難に感じることが多いのではないかと思います。 沢山の人が奏法に悩みを抱えているのはそれが原因かもしれないと感じています。
そんな中で鴇田君のメソッドは、音楽を愛し、楽器が大好きな皆様に寄り添い、体系立てたレッスン形式により
①"なぜ"その練習を行うのか、 ②"どのような仕組みで"身体を使うか、 ③ どのような"考え方、捉え方"が適切か
を明確に示してくれます。
またこのメソッドはオンライン教材である為、自分のタイミングで何度でも改めて確認ができる事がなによりも魅力かと思います。
レッスンの記憶は曖昧になりがちですが、何度も反芻して学ぶことができるのでいつでもどこでも何度でも確認することができます。
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ユーフォニアム奏者 安東京平 国立音楽大学講師 【主な受賞歴】 第24回日本管打楽器コンクールユーフォニアム部門第1位、第25回ファルコーニ国際ユーフォニアムコンペティション第1位、SERTEC(ITECレジョナルカンファレンス)ユーフォニアムソロコンペティション第1位及びユーフォニアム・チューバ4重奏コンペティション第1位(Boreas quartet)、第2回リエクサブラスウィーク・国際ユーフォニアムコンペティション第3位、第11回済州島金管コンペティションユーフォニアム部門第2位



鴇田金管奏法教室 ~ スタッフ紹介 ~ スタッフは全員現役のプレーヤーです♪

鴇田 英之(ときた ひでゆき) ユーフォニアム奏者/吹奏楽指導者/教員 鴇田金管奏法教室代表 国立音楽大学卒業、同大学院修士課程修了 担当:金管楽器全般
たくさんの方がもっと金管楽器を楽しめるように、そして、たくさんの音楽家が生き生きと活躍できるように、日々奮闘しています! 詳しいプロフィールはこちら 【鴇田英之 公式WEBサイト】

音楽家のための メンタル・コーチング
