
茨城”おとのわ”プロジェクトin水戸
~演奏家と地域の場をつなぎ、気軽に生の音楽に触れることができる機会を生み出す仕組みづくり~
3月2日、”おとのわ”を市との協働事業に採択していただくべくプレゼンテーションを行った。
”おとのわ”プロジェクトでは、これまでも誰でも気軽に足を運ぶことができる地域の場でのコンサートや音楽の授業、音楽家とお話する会など、様々な機会を設けてきた。
ではなぜ今、行政との協働が必要なのか。
課題は大きく次の2点。
①開かれた公共空間での開催ができない。
②すでに音楽に興味のある方にしか届かない。
開かれた公共空間で開催することで、広く一般に音楽に触れていただくことができる。
しかし、開かれた公共空間ではチケット料金を取れず”おとのわ”だけでは継続性を担保できない。
加えて”おとのわ”だけではすでに音楽に興味関心のある方にしか届かない。
そこで行政と協働することで、
①開かれた公共空間での開催が可能になる。
②演奏家と地域がつながる仕組みそのものを広く一般に広報できる。
これらのことを市と協働して取り組み、地域に音楽の場を生み出し、日常の彩や街のにぎわいにつなげていきたい。
そういった取り組みがひいては「音楽家の社会実装」に繋がっていく。
現在、音楽大学・大学院に在学する学生は約15,000人(令和元年度 学校基本調査)
星の数ほどいる音楽の専門家が社会とつながり、音楽を真剣に学んだ人が、音楽で社会に貢献できる仕組みを作り上げたい。
採択されれば来年度、水戸の街中でたくさんのコンサートが開催されます♬
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