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今回はアンブシュアの整え方をシンプルにまとめていきます。
ジストニア になった当初、唇の左側が閉まらなくなり発音できなくなりました。
その原因である左の笑筋に麻酔を打って動きを弱め、その状態で練習することで新しいアンブシュアを作る。そんな方法でリハビリが進みました。
すると、確かに唇は閉じるようになり新しいアンブシュアらしきものができました。
しかし、それでは全然吹けるようにならなかった。
やはり「アンブシュアは原因ではない。結果である。」
この考え方に共感せずにはいられないのです。
外側から整えることや、部分的にアプローチするやり方は本質的でないように感じます。
ではどうするか。
息の動線に沿って順番に整えていくのです。その結果としてアンブシュアが出来上がるという考え方です。
呼吸から順番に整えた上で演奏していくことで、結果として自然と機能するアンブシュアが出来上がるものと考えています。
♫ ポイントは3つ
①呼吸を整える
②発声を生かす
③口の中の形を整えて、呼吸と発声をアンブシュアにリンクさせる。
①と②に関してはこちらをどうぞ!
【金管奏法講座】呼吸のまとめ
【金管奏法講座】発声のまとめ
呼吸と発声を整えた上で、これらをアンブシュアにリンクさせることで息の流れに自然と反応してくれるアンブシュアが出来てきます。
♫ 口の中の形を整えて、呼吸と発声をアンブシュアにリンクさせる。
アンブシュアの形は口の中の形、つまり無意識に選んでいる母音がほぼ全てを握っていると考えます。
いろんな母音がありますが、「う」がおすすめ。
詳しくはこちらの記事で。
【金管奏法講座】口の中の形がアンブシュアの外見を決める!
呼吸、発声を生かし「う」の形でマウスピースでバズィングして全音域を繋げていきます。
大切なのは息の流れ。息の流れで歌を歌うように”演奏”していきましょう。
バズィングは賛否が分かれますが、その理由は楽器との発音原理の違いによるものです。
詳しくはこちら。
【金管奏法講座】バズィングの賛否が分かれる理由
マウスピースのバズィングで、なんでも自由に吹ける必要はないと考えますが、呼吸と発声を楽器の演奏につなげるためのアダプターとしてこの練習は有効です。
逆に言えば、呼吸や発声を生かさず唇の振動が作れればOKみたいなバズィングは逆効果かもしれません。ここにも賛否が分かれる理由がありそうです。
まとめのまとめ
ということで、今回アンブシュア編のまとめをお送りしました。
おさらいです。
①呼吸を整える
②発声を生かす
③「う」の形で、息の流れで歌を歌うようにバズィング
たった数分でできるこれら一連の流れで吹き方を整えていくことができます。
練習法はこちら
⇨【金管奏法講座】1日3分で絶好調をキープする練習法
僕はこの積み重ね吹き方を作り直し、レッスンに来ていただいたたくさんの方にも「劇的に吹きやすくなった!」と喜んでいただいています。
詳しくはこちら。
⇨受講生の声
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ユーフォニアム奏者 安東京平 国立音楽大学講師 【主な受賞歴】 第24回日本管打楽器コンクールユーフォニアム部門第1位、第25回ファルコーニ国際ユーフォニアムコンペティション第1位、SERTEC(ITECレジョナルカンファレンス)ユーフォニアムソロコンペティション第1位及びユーフォニアム・チューバ4重奏コンペティション第1位(Boreas quartet)、第2回リエクサブラスウィーク・国際ユーフォニアムコンペティション第3位、第11回済州島金管コンペティションユーフォニアム部門第2位



鴇田金管奏法教室 ~ スタッフ紹介 ~ スタッフは全員現役のプレーヤーです♪

鴇田 英之(ときた ひでゆき) ユーフォニアム奏者/吹奏楽指導者/教員 鴇田金管奏法教室代表 国立音楽大学卒業、同大学院修士課程修了 担当:金管楽器全般
たくさんの方がもっと金管楽器を楽しめるように、そして、たくさんの音楽家が生き生きと活躍できるように、日々奮闘しています! 詳しいプロフィールはこちら 【鴇田英之 公式WEBサイト】

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