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国立音大で同級生として一緒に学び、現在はフランス在住のトロンボーン奏者とのオンラインレッスンでした。
オンラインでも1時間で劇的な効果があり嬉しかったのですが、
それ以上に、音が出なくなる辛さ、怖さ、絶望…それを乗り越えてこそわかる喜びや達成感、共感できる気持ちがたくさんあり感無量です。同期の力になれて、本当によかった。
一人でも多くの方が、より自由に楽しく自分らしく楽器が吹けるようお手伝いしていきたいと思います。
本当に音楽への愛情が詰まった、気持ちの込もった文章ですので、是非読んでください。
以下、引用です。
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久しぶりの投稿です。
今日は楽器が吹けなくなってからのリハビリの途中経過と、国立音大の同期でジストニアから復活した鴇田君のレッスンを受けてのレポートを書かせていただきます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は2015年に一度潰れて全く音が出なくなりました。言葉通り全く、一音も出ない状態です。
私の場合は精神的なものから来たのですが、かなり追い詰められて一番ひどい時は楽器を持つだけで涙が溢れてくるような状態でした。
今まで音楽だけをやってきて、当時リヨン国立高等音楽院に在籍していた私にとって音が出なくなるということは、自分の存在価値さえ分からなくなるほど絶望的な出来事でした。
それでも私の人生をつくってきた音楽をやめることはできなかったので、なんとしても自分の音を取り戻そうと色々な先生に会いに行き、色々な方法を試しました。
2017年にリヨンから離れ、私にとってフランスの故郷的な街であるトゥールーズに戻り、トゥールーズの師匠達の元でずーーーーっと基礎的な練習をしてきました。
一年前に呼吸法や体の使い方を教えている元トランペット奏者に出会ってからだいぶ回復してきて、低音域から中音域は自然に音が出るようになってきましたが中高音域以上がまだ難があり、今もリハビリ中です。
本当に長くてしんどい道のりです。。。
そんな折に大学同期の鴇田君のFacebookの投稿を目にしました。
彼は9年前にジストニアにかかり、そこから復活し3月まで勤めていた中学校を退職して開業し、フォーカル・ジストニアから復帰したメソッドの教材化を進めているそうです。
同期が頑張っている、しかもジストニアからの回復!! (8年前に会ったときにジストニアにかかったと聞いていて気にかけていた) というのが嬉しくて、思わずメッセージを送っていました。
彼がFBに書いていた ”正しい動作を覚え直す”、”正しい感覚を作り直す”という考え方がまさに今自分がやっている事でとても共感出来たことや、彼が復活してその方法を発信していくという取り組みを尊敬していること等など、メッセージしていたらなんと鴇田君からスカイプレッスンしてみない? とお誘いが! もちろん、喜んでお願いしました!!
主に教えてもらったのは • 呼吸法 • 発声法 • 口の中の形 • 自然な息、発声法を楽器を吹く際にリンクさせる練習 でした。
詳しい練習内容は彼のFBページを見て頂ければわかると思うのでここでは私がレッスンで感じた主観を書かせていただきます。
結論から言うと、 自分で自分にびっくりするほど劇的に変わります。
不安定だった中高音がびっくりするほど自然に、綺麗に出ました。
吹く事が怖くなくなります。
最近はだいぶ良くなりましたが、潰れた時は吹く直前に「音が出なかったらどうしよう」という思いが頭の中をよぎり、吹く事が怖くて怖くてたまりませんでした。
そういう演奏するうえで余計な感情からくる「無意識の体の緊張」が無くなります。
無駄な力を使わずに、変なとっかかりが無くなり自然に音が出るようになります。
鴇田君の言う、楽器を持つ前に「理想的な体の使い方を自分の体にインストールしてしまう」という考え方、一年前に出会った私を劇的に回復の方向に導いてくれた呼吸法の先生と全く同じ考え方でした。
それまで試してきた様々な他の方法達(とくにアンブシュアに焦点を当てた練習等) はその場しのぎ的なものが多かったのですが、この考え方は根本的な解決に繋がると思います。
今音が出なくて苦しんでいる方、そこまでではなくてもなんか調子悪いなという方、鴇田君のレッスンお勧めです。
教員経験者なので説明が上手で、何よりも彼自身が経験しているので理解を示してくれるし、同じ思いをしている人を助けたいという純粋な気持ちを持っているので安心してレッスンを受けられると思います。
鴇田君ありがとう、また希望を持って頑張りすぎないように頑張ります
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感無量です。本当によかった!
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