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まずはおさらいからですが、息を吸う時に起きる体の動きは、大きく次の2つでした。
・横隔膜が下がる
・肋骨が外に向かって広がるように動く
今回はその続き、
1.息を吐く時の体の動き
2.呼吸を自由にする練習法
についてお話ししていきます!
1.息を吐く時の体の動き
息を吐く時は、吸う時と逆のことが起これば良いわけですね。
つまり、
・肋骨が元の位置に戻る
・腹筋の力で横隔膜が上がる
吐く時には、まず肋骨が元の位置に下がってきます。
また、横隔膜は息を吸う時に働く筋肉なので吐く時には弛緩していますが、 周辺にあるお腹をへこませる動きをする腹筋が横隔膜を上に押し上げます。
この2つの動きのスピードが、息のスピードを決めるのです。
長くゆったりした息が必要ならゆっくりと肋骨を戻し、ゆっくりとお腹をへこませる。
速く力強い息が必要なら、素早く肋骨をもどし、素早くお腹をへこませる。
と、こんな感じです。
ちなみに、腹筋運動をするときに使う表面の筋肉に力を入れると息はなかなか吐けません。
ゆったり緩ませておきましょう。
2.呼吸を自由にする練習法
では、いよいよ吸う時の動きと吐く時の動きを組み合わせて、呼吸の練習(ブレス・トレーニング)をしてみましょう。
4拍ずつ、計24拍のブレス・トレーニングです。
4拍 腰のあたりにすとーんと息が落ちるようなイメージで息を吸う
↓
4拍 肋骨を大きく開いて胸いっぱいに息を吸う(最後は肩も上がります)
↓
4拍 吸う動きを続けながらそのままキープ
↓
4拍 肋骨を降ろしながら息を吐く
↓
4拍 お腹をへこませながら息を吐く
↓
4拍 お腹と背中がくっつくように息を吐き切る(もちろん実際にはくっつきません)
(繰り返し)
計24拍のブレス・トレーニングなので、2回やっても1分かかりませんね!
この練習で体全体を使って自由に呼吸できるようになってきます。
きつい時にはテンポを上げてやってみてください。
続けることでより呼吸が自由になってきます♬
今回、あえて~式(腹式、胸式、逆腹式など)という言葉を使わず、呼吸を解説しました。
呼吸の仕組みを理解して、制限をかけずに自由に動けるようにしてあげることが大切だと考えています。
さて、いよいよ次回はこの講座の核となる練習 “声の響かせ方を楽器の演奏に自動的に生かせるようになる魔法の発声練習” をお届けします。
この練習だけでも驚くほど吹きやすくなります! 息が通るようになったり、音色が良くなったり、自然とつぼにはまるようになったり…メリットがたくさんあります。
昨日、トロンボーンのレッスンの中でもhigh Fの話題になりましたが、本当にいろんな方からハイトーンの話題が入ってきました。
それだけ関心の高いジャンルなのでしょうね。
実はハイトーン克服の核となるのも発声です。
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鴇田金管奏法教室 ~ スタッフ紹介 ~ スタッフは全員現役のプレーヤーです♪

鴇田 英之(ときた ひでゆき) ユーフォニアム奏者/吹奏楽指導者/教員 鴇田金管奏法教室代表 国立音楽大学卒業、同大学院修士課程修了 担当:金管楽器全般
たくさんの方がもっと金管楽器を楽しめるように、そして、たくさんの音楽家が生き生きと活躍できるように、日々奮闘しています! 詳しいプロフィールはこちら 【鴇田英之 公式WEBサイト】

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