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調子を崩す最初のきっかけは、自分の意思で体をコントロールしようとすることであることが多い。
その原因は演奏することに対するなんらかの違和感や怖れ、不安。
そこから負の連鎖に入っていく。
調子を崩すほとんどがこのパターン。
この連鎖を断ち切るためには、
まず楽器のない状態で体の動きを確認し、整えていく。
その動きを楽器の演奏にリンクさせる。
そして最後に、
整えることをやめる。
完全に体を信頼し、イメージが音になることを信じる。
ならなくても気にしない。
その積み重ねでしか本質的には解決できない。
コントロールするにはコントロールしないこと。
意図的なコントロールをせずに表現する場所に戻る必要がある。
体の動きをコントロール下に置こうとしない。
体は思考や意図よりも遥かに高性能な仕組みで動かされている。
信頼して委ねること。
必要なのは少しの勇気だけ。
意図的に体をコントロールすることをやめる。
体を信頼し、委ねること。
体の使い方を整えるなら楽器を持たずに。