
2月26日にTsukuba Place Lab.にて開催されたイベント「専門性を生かしたキャリアを考える」
主催者の1人として発表し、後半はグループディスカッションを通して、参加者の皆さまとともにキャリアや働き方について考えを深める有意義な時間となりました。
当日は、科学、スポーツ、情報、医療などなど多様な専門分野をもった方々、そしてはた目にはいきいきと自分らしく働いているように見えるのに「俺の専門性は一体何なんだ?」という方まで。
印象的だった考えをいくつか挙げておきます。
・「専門」といえるのはいつ、どこから?
・「専門性」とは置かれる場所によって変化する相対的な概念である。
・「専門性」だけでは食えない。掛け合わせる必要がある。
・複数の専門性を掛け合わせることで希少性が生まれオンリーワンのポジションをとれる。
・しかし、希少な存在になってしまうことで「分かりずらく伝わりずらい存在」になる。
・「専門性は自己実現」収益化しないことも1つの選択肢。⇒複数軸のキャリア設計
希少性が必要でありながら、その希少性をもつがゆえに伝わりづらく、結局人が集まらない。
このパラドックスをいかに超えるかがこれからの課題なのかな。
結果見えてきたのは、分野問わず通底する課題感。
音楽の輪の中だけでは見えないことが、外と交わることで見えてくる。
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