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昨日はジストニアについての話だったので、なんとも重たい話になってしまいました。
吹けるようになった今となっては、自然に音が響くことがただただ楽しく幸せです。
楽器を吹けることが僕の生活をこんなに明るくしてくれるのかと、改めて楽器の楽しさを感じています。やっぱり音楽ってすばらしい。
「どうやって直したの?」と質問いただいたので、今日は少しそのお話を…
麻酔の力で唇周辺の筋肉をある程度コントロールできるようになっても、吹けるようにはなりませんでした。
そんなとき、「アーノルド・ジェイコブスはかく語りき」という本のなかで、「アンブシュアは原因ではなく結果である」という言葉に出会います。
つまり、 “アンブシュアが原因で調子が悪いのではなくて、なんらかの原因があってアンブシュアが今の状態になっている” ということなのかなと感じました。
アンブシュアをコントロールできるようになっても楽器が吹けなかった僕にとって、この考え方はとてつもなく説得力があり腑に落ちるものでした。
では、そのなんらかの原因というのはなんなのか。
実は、その原因の一つ一つを順を追って整えていくことで、自然と機能するアンブシュアが結果として出来上がります。
僕が考える原因は、
① 呼吸
② 発声(声の響かせ方)
③ 口の中の形(母音と子音)
④ 楽器の発音原理の正しい理解
大きくこの4つ。
これら4つを順番に整えて、息の流れを整理していくことで、結果として機能するアンブシュアが出来上がり、息の流れで歌を歌うような吹き方ができる体になってきます。
アンブシュアを意識しないで、まるで息の流れで歌を歌うかのように吹けるようになります♬
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