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今日は、まずこの練習法の基本的な考え方をお話していきます。
コンセプトは、楽器をもつ前に「理想的な体の使い方を自分の体にインストールしてしまう」という感じです。
これ、伝わるでしょうか?
ウォーミングアップしていくなかでだんだんといい感じになっていくのではなく、その日によってウォーミングアップの仕上がりが良かったり微妙だったりするのではなく、 “先に理想の状態を作ってしまう”のです。
この練習法は自動的にその状態に至る道筋だと考えてください。
そして、ほんの数分でできるこの練習を毎日続けることで、体に記憶されて、反応が強くなって、いつでも絶好調の時のような吹奏感で吹くことができるようになります。
さて、復習になりますが
① 呼吸
② 発声(声の響かせ方)
③ 口の中の形(母音と子音)
④ 楽器の発音原理の正しい理解
これら4つを順番に整えて、息の流れを整理していくことで、結果として機能するアンブシュアが出来上がり、息の流れで歌を歌うような吹き方ができる体になってきます。
ということで、今回含めて全7回のシリーズでお届けします!
0 考え方編(今回)
1 呼吸編①~息を吸う動き~
2 呼吸編②~息を吐く動き~
3 声の響かせ方を管楽器の演奏に応用する
4 アンブシュアの外観を決めるのは口の中の形
~無意識に選択している母音がアンブシュアの形を決める~
5 発音原理を理解して、自然な息の流れを作る
~バズィングの賛否が分かれる理由~
6 楽器を使わず、1日3分で絶好調の自分をキープする魔法の練習法 実践編!
次回、第1回はまずは呼吸。
まず呼吸を自由にすることが全てのベースになります。
呼吸については本当にものすごくたくさんの説があります。
勉強すればするほど混乱してしまうという方も少なくないのではないでしょうか。
でも実は、楽器を演奏するために知っておくべきことは、ものすごくシンプルです。
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