【金管奏法講座】発声編 「歌うように吹く」ために

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うちの教室でゴールとしている姿は「息の流れで歌を歌うように演奏できる」という吹き方を身に付けることです。

そんな吹き方を身につけた上で表現を磨き、求める音楽表現をできるようにする。さらには、そのための練習を効率化したり日常のなかに組み込んだりすることで、仕事や勉強、ほかの習い事や家事・育児など、音楽以外の大切なこととの充実した両立を目指し、音楽ライフ全体の向上を目指しています。

話がそれましたが、その「歌うように吹く」というのは一体どんな状態なのか。どうしたらそれができるようになるのか書いていきます。

そもそも”歌う”というのは息の流れで絵を描くような作業のことだと思っています。

息の流れが動き波となり何らかのエネルギーを表現するときにそこに音が乗っかって歌となる、という状態なんだと思います。

強制的に体を動かしているようなのとか、とりあえず歌詞付けてみましたとか、そんな話ではないと思います。

歌の正体は息の流れや動き。

よって、楽器をおいて息の流れだけで表現してみる。この時に充分に音楽が伝わるような表現ができれば自然と歌えるようになります。

息の流れだけで表現する練習を重ねる事によって、表現したい歌がどんどん明確になり表情豊かな演奏になってきます。

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